負の無限ループから抜け出して、幸せのらせん階段をのぼるカウンセリング ヒーリングカウンセラー 奏音 です♪
「俺が車をぶつけたのは、お前のせいだ！」
かなりセンセーショナルなタイトルですが…
これは、別居前に、夫が帰宅早々私に吐いた暴言です…
当時、我が家は「家庭内別居」状態でした。
私は、最低限のかかわりで、なるべく夫の言動に振り回されないように、ひっそりと暮らしていました。
そんなある日のこと。
帰宅した夫が血相を変えて私のところにやってきました。
そして、タイトルの言葉を吐いたのです。
私は、絶句しました…
夫が言うには…
「お前がいつまでも息子の自転車を車止めの後ろに置きっぱなしにしているから、俺の新車にキズがついた！」
ということでした…
夫が車を買い替えたのは、その１ヶ月ほど前のことでしたが、当時大学生だった息子が中学の時に使っていた自転車は、かれこれ５年以上その場所に置いていました。
その自転車は、実家の両親が息子の中学校入学祝いに買ってくれたもので、夫からは「はやく捨てろ！」と言われていたのですが、両親の気持ちを思うと私はなかなか捨てる気になれず…そのうち修理して私が乗ろうかな？と思ったりしていたものでした。
当時は、この暴言を冷静に考えることができませんでしたが、今考えてみると、こんな感じです。
【事実】 夫はいつもより車をバックさせすぎて、自転車にぶつけてキズをつけてしまった。
【理由】 新車で感覚に慣れていなかったから？ いえいえ、もう購入して１ヶ月以上経ってましたから…
会社で色々あって、イライラしていたのかもしれません…
【思考】 「新車をぶつけてしまった」という事実に、夫はかなりショックを受けたのでしょう。
ぶつけたのは、自分の不注意なのですが、普通の感覚では「あ～やってしまった…」と、
自分で自分を責めるところ、モラハラ体質の夫は「自分の失敗を妻のせいにする」という
思考回路になっていたので、
「ぶつけた」
⇒「ぶつかるところに自転車があったのが悪い！」
⇒「俺がずっと自転車を捨てろと言っていたのに、妻が捨てなかったからだ！」
⇒「つまり、せっかくの新車にキズがついてしまったのは、妻のせいだ！」
と、こんないびつな思考回路で、自分の失敗を妻のせいにしてしまったのですね…
こんな風に、何か自分が失敗したり、不都合なことが起きるたびに、その責任を妻になすりつけるために、驚くべき思考回路で妻を責めたてるのが、モラハラ夫の特徴なのです。
あなたは、日々、「今日は何を言われるんだろう…」とビクビクしながら、閉鎖された家庭という空間の中で、もがき苦しんでいるのではありませんか？
こんな思考回路の夫を変えることは、残念ながら、できません…
ですが、「私が悪いのかも…」と、日々自分を責めているあなたが、
「夫が怒鳴るのは、私のせいではなくて、夫が自分のイライラを弱い立場の妻にぶつけているだけなんだ」
ということがわかれば、気持ちもずいぶん楽になると思います♪
私は、そんな風に、あなたが自分の責任とご主人の責任を分けて考えられるようになるためのカウンセリングを行っています♪
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