これは、必ずといっていいほど
最初のカウンセリング時に
クライアントさんから
投げかけられる質問です。
「うちの夫は、モラハラなんでしょうか？それとも、発達障害なんでしょうか…」
その時に、お答えするのは
「ご主人は、どんな相手にもあら探しをしたり攻撃的な発言をしたりしますか？」
「もし、ご家族以外の他人にも攻撃的な発言や態度を取るようでしたら、それは何らかの発達障害を抱えていると考えられ、その攻撃がご家族限定で、ある意味意図的なものだと感じられるようでしたら、それはモラルハラスメントだと思われます。」
つまり、
モラハラか発達障害かを見分けるのは
「その言動が家族限定の意図的なもの」であれば「モラルハラスメント」であり
「その言動が、時には他者にも向けられて家族限定ではない」のであれば「発達障害」と言うことです。
ただ、発達障害がベースにあり、そして意図的に妻にハラスメントを行っている場合もあります。
いずれにしても、ご家族にとっては耐え難い言動が多く見られるタイプであり、一緒に暮らすにはかなりの忍耐や努力を強いられることになることは間違いありません。
妻側の心身の健康を考えれば、別居や離婚を早急に考えるのがよいケースがほとんどですが、残念ながら経済的な理由で別に暮らすことが不可能な方も多く、大変悩ましいところです。
そこで、私のカウンセリングルームでは、まず「あなたの心が健康になる」ためのカウンセリングを行っています。
自律訓練法をベースにした、自分でできるリラクゼーション法をお伝えしながらカウンセリングを重ねていくものです。ヒーリングだけ、カウンセリングだけ、よりも、相乗効果で短期間に大きな変化が得られます。
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